【座談会】育児中のメンバーに聞く、MICINでの仕事と育児のリアル
こんにちは。MICIN採用担当です。
MICINでの働き方をイメージしてもらいやすくするために行っている座談会。今回は、令和4年4月1日から「改正育児・介護休業法」の段階的施行されているこの機会に、子育てをしながらMICINで活躍しているメンバーに集まって、色々話してもらいました。
さまざまなキャリアやバックグラウンドを持つMICINのパパママたちは、子育てと仕事をどのように捉えているのでしょうか?
二児の父でもある代表取締役CEOの原も交えて、リアルな子育て事情を語ってもらいました。
Q:子育てをしながらどのように働いている?
小林:我が家の子育てや家事は、全て夫と交代のシフト制です。今朝は夫が保育園へ連れて行ってくれたので私がお迎え行くのですが、お互いの都合によって毎日変わっていくスタイルです。
夫はフルリモートでエンジニアをしているということもあり、家事は夫の方がたくさんやってくれている状況ですね。お互い押しつけ合うことはなく、心地よいところに落ち着いた感じではあるのですが、参考になるかな……(笑)。
子どもも大きくなってきて、ある程度は自分のことができるので、普段は上の子の宿題の丸つけをしたり、下の子供をお風呂入れたりしつつも、だいぶ楽になってきました。
小野:私は去年の12月に第一子の女の子が生まれたばかりで、奥さんが現在育休中なので、基本的にはその期間は奥さんに主体となって育児をしてもらっています。とはいえ今はリモートワークですし、ワンオペみたいな感じになると奥さんも疲れちゃうと思うので、仕事部屋の隣にあるリビングで過ごす奥さんと子どもの様子をちょこちょこ見るようにしていて。奥さんがどうしても手が離せないときに泣いてしまっている場合などはすぐに自分がいける環境ではありますね。
北原:妻が一度お仕事を辞めていて、再度就活中の状況です。なので、基本的には妻が面倒を見ていてくれる状況なのですが、私もほぼリモートなので、お昼ご飯などはなるべく一緒に食べるようにしています。それから最近は娘がイヤイヤ期に突入してきてしまって。成長して力が強くなってきたので、妻だとなかなかお風呂に連れて行けないなんて時にはヘルプをしたり、臨機応変な対応が日常です。基本的には仕事のときは仕事に集中できて、メリハリをつけられていますね。
原:ウチは妻が開業医で昼間に働いているので、例えば朝、保育園へ送るのは私がやっています。週末は土曜日に妻が仕事の日があるので、そういう時はワンオペになることもありますが、分担しながらやっているというところですかね。
前職のコンサル時代、上の子が生まれた時はだいたい月曜から海外に出張していて、金曜日の夜か土曜の朝に帰ってきてまた月曜の朝にいなくなる生活をしていたので、上の子が小さかった頃はあまり触れ合う時間がありませんでした。週末に戻ってくるたびに抱っこすると毎回泣かれてしまう感じ。
だからといって、MICINを創業したときに育児との両立を主目的にしたわけではないのが正直なところではありますが、私自身も家族との時間は重要だなと思っていたので、事業にコミットしながら家族との時間も持てるようにしています。
小林:入社前に原さんに最終面接をしてもらったとき、子どもの話題が出た記憶があります。「お互い一歳ずつの差ですね」という話をしたんですが、そのときに原さんご自身も子育てをされていることが分かって、より一層「子育てしながらでも大丈夫だな」と思えました。
原:社員の皆さんの受け取り方次第だと思うので一概には言えないのですが、例えば私が保育園へ子供を送っていく時間帯にはスケジュールをブロックしたり、夕食の時間帯も、家族と過ごすためにできるだけブロックするように予定を組んでいたり。
もしかするとそのことによって、チームの方々がご家族と予定を入れることに対する抵抗を少なくできる雰囲気があったりするのかなと想像しています。
Q:子育てに関して「MICINに入ってよかった」と思えることは?
小野:MICINでは裁量労働制で働いているので、朝の時間も夜の時間も融通が効くのが助かっています。特に育休中は、夜の間は翌日の仕事を気にすることなく自分が起きて子どもの万が一に備え、朝になったら奥さんと交代する生活をすることができました。
それから実は、今回育休を取ることになったのは、上司から「お子さんが生まれるなら育休を取りますよね?」と促していただいたのがきっかけです。自分ではそこまで気が回っていなかったのですが、どちらかというとチームの方々に「育休を取る」といった雰囲気を作っていただいて。
「せひ取ってください」という感じだったのでありがたくいただいて、一か月取ってみたところもう少し必要そうだったので、さらに一か月延長させてもらう際にも快く受け入れてもらえました。
初めての子どもでしたし、最初のうちって不安が大きくて本当に怖かったので、奥さんにとっても、一緒にいられるだけでも精神面でよかったと思います。逆に、周りから育休を勧めてもらっていなかったら大変なことになっていました。
北原:私はMICINが3社目になるのですが、その中で一番、家族に関する話や相談をしやすい環境と感じています。子どもだけじゃなく、妻が体調不良になって仕事に支障が出てしまうときも言いやすい環境が大事だと思っていて。いざそうなったとき、MICINでは周りの人たちの理解が得やすい環境なので、心理的安全性の面ですごくありがたいです。
MICINには「家庭も大事だし仕事も大事だよね」といった価値観の方が多い印象で、日ごろから子どもの話題をしているので、いざというときの話しやすさもあるかな。パパママ専用のSlackチャンネルもあるので情報交換も行えるし、子育ての手助けをしてもらえるような空気感があります。
小林:そうだと思います。「子どもが体調悪いので今日は少し反応が遅くなります」みたいなことも、「どうぞどうぞ」と受け入れていただける環境ですよね。前々職の証券会社では、保育園に迎えに行かなければならないタイミングで「これ明日の朝イチまでにやっておいて」みたいなことも多かったし、数百人の部門でフロントで働くワーキングマザーが自分一人だけだったので、周りに対する引け目もありました。MICINの場合は、同じ境遇で仕事でも高いパフォーマンスを出している人がたくさんいるので、理解してもらえる安心感があります。
Q:子育てと仕事を両立するために気をつけていることは?
小野:子育てに限ったことではないのですが、ウチのチームではタスクが属人化しないように心がけています。家庭の事情などで急遽お休みせざるを得なくなったとき、他のメンバーでも対応できるように。
まだ整備中ですが、システム障害などにすぐに対応しなければいけないときも、複数名アサインすることで一人にかかる負荷を下げるようにしています。エンジニア目線での働きやすさも追求していきたいねと話しているところです。
北原:あとは、MICINではSlackの名前の横に「ただいまワンオペ中」などとステータスを記載している人も多くて、コミュニケーションする際に配慮しやすい、してもらいやすいと感じますね。メンションした時に「なるほどね」と分かる仕組みが環境としてあるのがいいですよね。
小林:子育てをしながらMICNで働くメリットは、事業をやっていく上で活きる実体験が多い点ですね。子どもを医療機関に連れて行ったときに気づいたことをSlackで共有することもあります。「どこにでもあるようなこの薬が今は枯渇していて、薬局を3件くらい回った…」みたいな。実際に我々がサービスを届けたい方々もそんな風に困っているのだろうなと想像できるのは重要ですよね。
原:会社としては、ビジョンにフィットしたメンバーが集まり、各自の事情をサポートしながら持っている力を充分に発揮できる環境であってほしいなと思っています。
育児中の方に限定した”働きやすさ”の整備だけではなく、親御さんの介護など多様な状況の中でも、持っている力を最大限発揮し働きたいと思える環境は今後も整えていきたいと思っています。
【参考】制度について
MICINでは(スタートアップですので、まだまだ整備途中の段階ではありますが)出産や育児、介護といったライフイベントを迎えたメンバーが安心して力を発揮できるような環境の構築を心がけています。
-制度の一例-
・フレックス、裁量労働など柔軟性の高い就業ルールの導入
・リモートワークOK
・子の看護休暇の有給化:小学校入学前の子1人につき5日間/年(最大年10日)付与
・介護休暇の有給化:要介護状態にある家族1人につき5日間/年付与
・慶弔見舞金の支給・慶弔休暇の設置
・ベビーシッター補助制度の導入
これからも少しずつ整備を進めて行きたいと思います。
そんなMICINではメンバーを大募集しています!「とりあえず話を聞いてみたい」でも大歓迎ですので、ぜひお気軽にご応募ください。