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【MICINのひと】新しい通院体験を生み出す事業の、成長に燃えるユニットマネージャー

【MICINのひと】は、「MICINという組織の性格」を知っていただくために、ここで働くメンバーを一人ひとり紐解いていく連載です。

今回は、クロンスマートパス誕生の一端を担い、現在はユニットマネージャーに就任し事業を推進するこの人。

太田 浩輔 Kosuke Ota
オンライン医療事業部 ユニットマネージャー
金融系事業会社を経験後、LINE株式会社にてLINE Payサービスの黎明期から参画し、営業企画、事務企画やBizDev担当としてアライアンスによるサービスグロースに貢献。その後MICINに入社。 クロンスマートパスの事業リードやBizDevチームで外部企業とのアライアンスを担当し、2023年4月からビジネスユニットマネージャーに就任。

メガベンチャーでの経験を経てMICINへジョインした理由と、これからの仲間に求めているマインドセットについて伺いました。


「お堅いイメージ」を覆したベンチャースピリットと、医療への興味や仕事観の根底を築いた出向経験

MICINと出逢ったのは、前職であるプロダクトをリリースし「この会社でやれることはやり切ったな」と感じていた頃でした。

とはいえ実際に話してみるまでは、インターネット企業からの転職者はMICINの社風とは合わないだろうなと思っていたのが本音で(笑)。一見すると華やかなキャリアを持つ経営陣ですし、ビシッとスーツを着て働いているお堅めなイメージがあって。

でも、面談が進んていくうちに、いい意味でのラフさと、ベンチャーらしい熱い想いが伝わってきました。代表の原と話したときも、採用前の段階から「どうしたらサービスがもっと伸びるか」といった具体的なディスカッションベースで話が進んでいって。率直に面接でワクワクできたことと、この人たちと実際に働くイメージが高い解像度で見えたというのが大きかったですね。

そもそもヘルステック領域はチャレンジングな領域だと感じていたこともありますし、医療×IT自体はこれまでのキャリアの経験の掛け合わせだったので、活かすことができるのではと思いました。ちなみに以前、とある病院の移転プロジェクトに携わったことがあるのですが、その経験が、今の仕事観や医療への興味の根幹を作っていると感じています。

当時、移転に向け自分自身が現場をディレクションをしないといけないという状況下であったのですが、外部コンサルという立場だったため、思うように現場の協力や理解が得られないでいました。現場を動かすには、単に正しいことを言えばいいわけではない、ということに苦戦していたんです。
そんなある日、例年にない大雪が降って。いつも通り新幹線で現場に向かったものの、病院は雪で一面覆われていて、病院スタッフも現場の作業員の方も、誰も院内に入れないし全く作業ができない。この状況で自分にできることは何だろうと考えて、結局その日は一日中一人で雪かきをしたんです。その姿を病院の方が見てくれていて、次の日からガラリと周囲の方々の態度が変わり、現場の責任者として一気に信頼してもらえようになったんです。「大企業から派遣されてきた余所者」という印象から、「現場のことを第一に考えてくれる仲間」として認めてもらえた瞬間でした。そこからはディレクションを円滑にでき、無事開院にこぎつけることができました。

そんな経験があったからこそ、「何か動かしたい時は、まずは最前線にいる方の声に耳を傾け、第一歩として何ができるかを一緒に考えること」はとても大事にしています。

プロジェクト終了時にもらった寄せ書き。今でも大切にしているそう

クロンスマートパスが生まれ、一年経過した今後のこと

入社してからは、事業開発のチームですでに進んでいたアライアンスを一部引き継ぎながらも、コロナ禍真っ只中で生じるニーズに対応するべく、新規のプロジェクトを必死に推進していく日々でした。

そんな中生まれたアイデアが「クロンスマートパス」の構想です。

▼クロンスマートパスの開発秘話はこちら
https://note.micin.jp/n/n23229c027275
https://note.micin.jp/n/n7cd51cb9633e

クロンスマートパスは、患者さんが医療機関を受診する際の受付・会計・薬の受け取りがスマホひとつで完結し、手ぶらで通院が可能なクリニック専用のキャッシュレス決済サービス。

オンライン診療はコロナ禍で利用が伸びましたが、それでもまだ医療の中心にあるのは対面診療です。医療ドメインに特化した会社ゆえに持つ、豊富な医療機関や薬局との接点を活かせたからこそ、対面診療でも患者さんの課題を解決する仕組みづくりを実現しつつ、より多くの患者さんや医療機関・薬局とのつながりを生み出していっています。

そして、2023年の9️月でこの「クロンスマートパス」が誕生してから約一年。おかげさまで医療機関への導入も広がり、利用している医療機関や患者さんからも嬉しいお声をいただくようになりました。これからは本格的に拡販していくフェーズになりつつあります。

早く、多くの方にこのサービスを使ってもらうために、新しい仲間に入ってもらい、事業を広げたいと思っています。

「やってやろうぜ!」の精神を持った企画力と推進力を兼ね備えたメンバーを仲間に加え、さらなる成長を目指したい

さらなる事業成長のためには、より多くの医療機関でご利用いただけるようにすることを、見立てて・仕立てるだけではなく、その1つ1つのアクションを動かす推進力を持った方に、メンバーになっていただきたいと思っています。
自分自身が働く場を選ぶときに大事にしているのは、「成功するかどうかは分からなくても、社会に新たなインパクトを与える可能性を持っているかどうか」ということ。その点、医療×スタートアップの会社はまさにそうだと思いますし、いくつかある会社の中でも、少数精鋭でゼロから何かに取り組める環境があるのがMICINの魅力です。

外からの印象では、創業から期間もあり社員数も100名を超えているので、ある程度成熟している企業のように見えるかもしれませんが、実際はまだまだ成長の余地がたくさんある環境です。クロンスマートパスもまだまだ改善すべき点はたくさんあるので、クライアントのニーズに立ち返りながら、さらに伸ばそうと考え続けられる人であれば、MICINで力を発揮していけるんじゃないかなと思います。

何より、今のMICINは裁量を持った人にすぐアクセスできる組織です。「こうした方がいいんじゃないか」「これをやってみたい」という提案は聞き入れられるし、「なぜそう思うのか」「実践するにはどうすべきか」などを真剣に話し合う土壌はありますね。

「やってやろうぜ!」っていう精神で変化を起こせるメンバーと一緒に働きたいですね。