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MICINでのエンジニア向け社内イベントの紹介



この記事は MICIN Advent Calendar 2024 の 9日目の記事です。
前回は小橋さんの、コミュニケーションデザインとは、つないでゆくこと でした。


はじめに

株式会社MICINにて「オンライン診療サービスcuron」・「curonお薬サポート」の開発を担当しております、エンジニアの山崎です。

本日は、MICINで行っている部署横断のエンジニア向け社内イベント「MICIN Eng Meetup」をご紹介します!

MICIN Eng Meetupとは

MICIN Eng Meetupは、エンジニア同士の横のつながりを強化するため部署横断で行っている社内エンジニア向けイベントです!
今年の5月より私も運営に加わり、現在は月に1度のペースで開催しています。懇親会も兼ねて楽しみながら他の事業部のエンジニアや他職種のメンバーが普段どんなことをやっているのか? をシェアしていく目的で、和やかな雰囲気で行っています。

これまでは以下のようなテーマで開催してきました! 各テーマそれぞれ、具体的にはどんなことをやっているのかをこのあとご紹介します。

  • アプリを触る会

  • クロストーク

  • その他単発企画

アプリを触る会

現在MICINには、エンジニアが関わる事業は大きくわけてオンライン診療、臨床開発デジタルソリューション事業、デジタルセラピューティクス事業の3つの事業があります。

それぞれの事業ごとにエンジニアチームが別で存在するので、自分が普段の業務でかかわっていない事業部のことは、何をやっているかはある程度知っていても、具体的にどんなものを作っているかや実際の製品については分からないことも多いです。特に、デジタルセラピューティクス事業で開発している治験のアプリは日頃から自分たちが顧客として利用する機会はなかなかないため、開発やテストを担当するエンジニア以外は普段は触ることができないものでもあります。

そんな背景もあり、この機会にエンジニア同士でそれぞれの担当プロダクトを紹介しあい、アプリも実際に触ってみようよ!と始まったのがこの「アプリを触る会」です。

この会では参加者それぞれがアプリを検証環境で使う形で行うことが多く、実際の使用感含めて確認できるので、アプリへのフィードバックにもつながる機会になっています。エンジニア同士で技術的な質問を通じてのナレッジのシェアも視野に入れています。

直近では、過敏性腸症候群(以下IBS)の治験アプリを触ってみました(MICINでのIBSの症状緩和に向けた取り組みの概要はこちら)。このアプリでは、IBSって何? からはじまり、どのような認知行動療法を行っていくかを学習→行動、の順に進めていくことができ、患者の理解支援と、症状が出た際の対策習慣付けがうまくできるようになっています。学習パートでは、説明文のなかで好きなところにマーカーを引きメモを取ることができる機能があり、どうやって実装したのだろうと感心しました。さらに、きれいなUIとゲームのロードマップのような形式はIBSの学習をスムーズに進めることができるように工夫されており、楽しいアプリ体験に盛り上がりました。

クロストーク

同じ部署内でも、他職種の人が具体的に普段何をしているのか? どういうことを考えながら日々仕事をしているのか?は、知らないことも多いです。クロストークは、他職種のメンバーを2,3人お呼びして、ざっくばらんに対談を行い、他職種への理解を深めようという試みです。

これまでは、「PdM」「デザイナー」の二職種に話をうかがいました。

PdM回では「これまでの仕事で苦労したこと」などの話を聞いてみたり、デザイナー回では、コミュニケーションデザイナーのお仕事の話、プロダクトデザインにおけるエンジニアとの協業事例として「AIクイック会計」のデザインフローの話を興味ぶかく聞かせていただきました。

対談に参加いただいたメンバーにはイベント後の懇親会にもご参加いただき、交流の機会になりました。

コミュニケーションデザインのお話をしていただきました

その他単発企画

  • 不具合、インシデント共有会

    • ポストモーテムの読み合わせを、クイズ形式を取り入れながら行いました。普段はプロダクト内だけでポストモーテムを行っており、全体には障害の概要と現状が共有されます。この会では詳しく実際に他のプロダクトではどのような障害が出たのか、どう対処したのかの話を聞くことができ、参考になりました。

    • 内容には、浮動小数点の誤差のバグへの対処、本番環境の識別・間違いにくくするための取り組みが挙げられました。

    • クイズ形式で参加者に予想をしてもらいながら進め、同じような問題に遭遇した方のエピソードも挟みながら盛り上がりました。実際にバグを発見したQAエンジニアから発見までの経緯を聞いたり、レビューでは普段どのようなところを注意して見ているかのシェアを行ったりと、得られた知見も多かったです。

    • 今回の結果を活かして、インシデント対策は今後のイベントでも積極的に扱っていきたいです。

  • LT会

    • MICINではエンジニアの有志でオンラインで「ゆるLT会」を月1開催しています。このLT会運営とのコラボ企画として、対面で行いました。

    • 対面になったことで、より聴いている人の反応も伝わりやすくなったと思います。質問のやりとりも活発に行われました。ぜひ今後も機会を見て対面開催を織り交ぜていきたいです。

おわりに

エンジニア同士の交流の機会を作ったことで、技術的な知識を得ることができるだけではなく、リモートワークメインの働き方でチーム外のメンバーと接する機会が少ないなかで他チームのメンバーのことを知っていく機会の一つとすることができました。

今後も「チームMICIN」としてエンジニアも一丸となって、事業に貢献していきたいです!


MICIN ではメンバーを大募集しています。
「とりあえず話を聞いてみたい」でも大歓迎ですので、お気軽にご応募ください!


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