【座談会】医療業界以外から転職したメンバー3人が語るMICINでの日々
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【座談会】医療業界以外から転職したメンバー3人が語るMICINでの日々

こんにちは。MICIN採用担当です。
MICIN MONSTERのキャラクター通り、個性豊かな面々が揃うMICINですが、採用の場面では「やっぱり、医療業界出身でないと活躍できないですか?」といった質問をよくいただきます。

結論として、上記質問への回答は「そんなことはない!」なのですが、その実態を伝えるために今回は、医療業界以外からMICINに加わってくれたメンバー3人に「実際どうなの?」を赤裸々に語ってもらいました

異業界出身だからこそ入社後に感じたことや、専門知識のキャッチアップ方法、医療×ITのスタートアップで働く魅力などがたくさん詰まった記事になったので、MICINに興味を持ってくださっている方は、ぜひ最後までお読みいただけると嬉しいです。

座談会メンバーはこちらの3人です。

土屋祐介 Yusuke Tsuchiya
オンライン服薬コミュニケーション事業部 アプリケーションプロダクトマネージャー
ITコンサルタント、株式会社LINEのサーバーサイド開発者・ML案件のプロダクトマネージャーを経て、MICINに入社。
水谷博明 Hiroaki Mizutani
オンライン診療事業部 プロダクトマネージャー
広告代理店にてコミュニケーションプランニング・クリエイティブディレクションをしながら、自身で立ち上げたメディア事業の運営などを経て、MICINに入社。
伊東美穂 Miho Ito
オンライン服薬コミュニケーション事業部 カスタマーサポート
旅行会社の販売職、旅行サイト『Relux』のカスタマーサポートを経て、MICINに入社。

Q:MICINに入社したきっかけはなんですか?

水谷:僕は「広告で世の中や人を動かしたい」という想いでずっと広告代理店などで働いてきたのですが、広告だけで人を動かすことにある種の限界を感じたのがきっかけでした。企業の新規サービスやブランドの立上げや、自分でもメディア事業の立ち上げ等を推進していく中で、プロダクトとマーケティングをセットで考えることの大事さを痛感して。だからはじめは、新規事業やソリューション事業の部門に転職するか、フリーでやろうと思っていたんです。

そんな時、偶然出会ったのがMICINでした。当初は医療なんて頭の片隅にもなく(笑)。でも、医療業界の課題やポテンシャルを知っていくうちに、「世界を変えていく」という意味では、自分のような別領域からのアプローチで良い変化を与えられるかもしれないし、広い価値観を許容しているMICINではそれができると思ったんです。

土屋:私は、オンライン診療への関心が芽生えたのと、MICINがデータ分析に力を入れているところが自分のキャリアと合致したからですね。
オンライン診療に目が向いたのは、子供が生まれたことがきっかけです。子供ってよく体調を崩すので病院に行く機会が増えたのですが、診療の環境が自分の子供時代からあまりアップデートされていないなと驚いて。それに、自分が生まれ育ったのは田舎だったので、近所には小さい診療所が一つと、車で20分のところに大きい病院があるだけ。当時を思うと、自分の親はそんな環境で子育てをするのは大変だったろうなと思っていたところに、オンライン診療というサービスができはじめていると知ったんです。

医療×ITのスタートアップは他にもいくつかあるけど、MICINはデータ分析やAIの領域にもかなり力を入れていたので、転職を決めました。

伊東:私は身近な人たちの入院や手術を立て続けに経験したのがきっかけです。それまでは新卒からずっと旅行業界にいたのですが、親族や友人が続々と入院、手術を伴う病気にかかってしまって。お医者さんから「もっと早い段階で病院に来てくれればここまでにはならなかったのに」と言われる母の姿を見て、日常生活と医療機関って、物理的にも精神的にも遠いなと感じたんです。

そこで、旅行業界でこれまでやってきた自分のスキルが活かせる医療関係の企業を探していたときに紹介してもらったのが、MICINのCS業務でした。面接を経ていくうちに「私はここで医療をもっと身近に変えていくお手伝いをしたいな」と思ったのが入社の理由です。

Q:前職とのギャップや、入社後に感じた医療業界ならではの特徴などはありますか?

土屋:入社してからはまず、データ案件のプロダクトマネジメントを担当しました。最初に任されたのが「脳梗塞のクリニカルパスの最適化」という業務で。もう「医療ど素人」だったので、そもそも周りが何を言ってるのか分からない状態で一緒にプロジェクトを進めていく先生と話すところから始まって……。

その時は社内にいる医師のメンバーから入門書として『病気が見える』(医療情報科学研究所)という本を教えてもらったりしながら、脳梗塞の勉強をしつつ、ディレクションを進めていきました。
そういう、今までの日常生活にはなかった病気の基礎情報や医療関連の法制度を知っていないと戦えない、みたいな場面は何度か経験しましたね。

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(社内の本棚には書籍購入制度で購入された医療やITなど業務に関連する書籍が並んでいて、自由に閲覧可能です。)

水谷: 僕も、医療リテラシーのギャップはすごくありました。とはいえ医療に関することを網羅的に知ろうとするとキリがないので、僕も土屋さんと同じく、関わっているプロジェクトで必要とされる専門知識を、そのたびごとにキャッチアップしていくようにしています。より専門的な部分は「餅は餅屋」ということで、いろんなスペシャリストとサポートし合って作っていくというのが最善の選択肢なんじゃないかなと。

でも、何かの課題を解決するという意味では、結局はどの業界でも変わらないので、「もっとこうしたい」をソリューションとして提供することを考える自分の役割自体は、広告でも医療でもそんなには大差がないと思っています。

土屋:自分も、エンジニアリングに関わるプロマネとしてMICINに参画することにバリューを置いているので、「自分の専門はこれですよ」というスタンスでいますね。みんなが平たく色んなことを分かっているというより、全員がそれぞれの分野をぶつけ合っていくことで、技術的にも深いし、専門性にも優れたプロダクトを作れる。「餅は餅屋」だし、良い餅を作る人がとにかくたくさんいるのがMICINだと思います。

水谷:たしかに「MICIN MONSTER」ってそういうことですよね。一人ひとりが引き立っているけど、各々が横で意識し合いながら、よりよいものづくりをしている印象があります。お互いを尊重するし、良いものは否定せずに採用する雰囲気はありますよね。

土屋それぞれをリスペクトするのはすごく大事だと思いますね。MICINには各業界でめちゃくちゃ成果を出している人が集まってきているからこそ、「俺の専門分野のこと知らんの?」「こんなことも知らんの?」みたいにキレるのは簡単かもしれないけど、そこで粘ってお互いにすり合わせることに意味がある。

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(様々なバックグラウンドを持つメンバーが対話し、互いの強みを発揮し合いながら、仕事を進めています。)

伊東:CSの観点からギャップについて話すと、入社するまでは勝手なイメージで、お医者さんや薬剤師さんって頭の良い方が多いからITリテラシーも高いのかなと想像していたんです。でも意外とITにはお困りの方もいらっしゃって。そこは前職で地方の旅館さんとやり取りをしていた際と似ているのですが、個人的なイメージとのギャップはありましたね。

あとは、服薬指導のカスタマーサポートは医薬品の名前をよく覚えておかなきゃいけないのかなと思っていたのですが、実際には薬の名前を使うことはほとんどなくって。逆に必要になってくるのが、さっき土屋さんもおっしゃっていた法制度の現状とか、今だとコロナウイルス関連の特例などの知識です。

Q:そういった専門的な知識や情報のキャッチアップはいつどのようにしているのでしょう?

土屋:私はインプットも仕事だと思っています。オンとオフのメリハリはつけてますね。

水谷:僕もです。プライベートで医療関連の本を読んだりすることはあるけど、仕事の中で学んで身につくことの方が圧倒的に多いですね。

伊東:そうですね。Slackで他のメンバーに力を貸してもらうことがほとんどです。お勧めしてもらった本を読むこともあるし。あと、制度系は厚生局のページを調べてキャッチアップすることも多いですね。

土屋:そういえばこの間のゴールデンウィークに、Slackの雑談チャンネルでみんながおすすめ図書を紹介する場面もありましたね。「仕事には直接的に関係はないかもしれないけど、こんな本も良かったよ」と、各々が有志で共有するような感じで。そういうことが自然と行われるのがMICINだと思います。

Q:MICINに入ってから印象的だったエピソードはありますか?

土屋:2つあります。ひとつは、関わった案件が日本医療情報学会で発表されて優秀口演賞をいただいたこと。解析を実際にやったのは私ではないのですが、関わったという意味では印象深かったです。
仕事の中で教授や先生と呼ばれる方々と関われるのは、医療スタートアップならではだし、特にデータ解析系やメディカル領域、疾患関連の領域を担当しているメンバーは、専門家の先生と仕事をする機会が多いと思います。

あとは、薬局事業が始まったときの空気感ですね。「ベンチャーに入ってやりたかったのはこういう感じだな」と思えるお祭り感がありましたね。

水谷:新型コロナウイルス感染症の気配が出始めたときはオンライン診療にとっての節目でしたよね。僕もその中で兼務しながらいろいろなプロダクト作りに携わって、もちろん表に出ていないものもいっぱいあるんですけど、今こうしてオンライン診療の価値が高まってきたのはあれがきっかけだったので、昨年の3〜4月頃は個人的にも印象が強いです。

伊東:私が入社したのは昨年の10月で、まだまだ入社してから多くの月日が経っていないのですが、CSの業務で印象に残っていることがあって。

そもそも入社当時は、今私が担当しているcuronお薬サポートのCS部門がなく、立ち上げ途中で環境が整いきれていないタイミングで、薬剤師さんからクレームが入ってしまったんです。その方と一週間くらい毎日電話でお話ししていくうちに「実はこのプロダクトをきちんと使いたいと思ってくださっているんだな」と感じて。その方のために分かりやすい資料を作ったり、一つひとつお応えしていくうちに、信頼していただけるようなったんです。

今では、その薬剤師さんが電話をくださるたびに「この機能のここが使いにくいから一緒にテストしようよ」などと提案までしていただく関係になりました。
薬剤師さんってお忙しいイメージがあるけれど、これまでの経験を生かしてしっかり向き合えばこうやって愛着を持って使ってくださることが分かり「異業界出身だからと必要以上に身構えなくてもいいんだ」と思えたエピソードです。

Q:医療業界に入ってよかったなと思うことは?

土屋:世の中に今までなかった新しい価値や喜びを生んでいる実感があることですかね。前職のLINEでも、電車の中でみんながプロダクトを使ってくれているのを目のあたりにできる喜びはあったのですが、オンライン診療の場合は存在自体が「人々にとって新しいもの」ですし、加えて、医療領域のプロダクトはとても深い部分で人が困っていることや悩みを解決できると思うので、良いものを提供したいな、と思っています。
 
伊東:私は、友人たちに「医療系のIT企業に転職したよ」と言ったら、何故か「実は最近こういう症状が出て悩んでるんだよね」という健康相談が来るようになって(笑)。そのときに「だったらウチのオンライン診療で手軽に受診できるよ」とお勧めして、使ってくれた人が卵巣嚢腫の早期発見ができたんです。地道だけど身近な人たちにとっての医療との壁を外していくことから貢献できたらいいなと思えた出来事でした。

Q:最後に、異業界から医療のスタートアップに関心を持っている方に伝えたいことがあればお願いします!

水谷:医療の領域にはこれからどんどんテクノロジーが入ってきて、規制が緩和されていくと思います。オンライン診療を通じて患者さんと医療者の距離が近づいてくると、自身のスタイルに合わせて受診だったり、診察データやバイタルデータ等を可視化したり組み合わせることで健康/医療へのアウトカムが上がってきます。

医療業界だけでなく、いろんな分野のスペシャリストが加わることによって可能性が広がるはずなので、その過程を楽しみながら一緒に医療を変えていける人が必要です。業界の知見が広いことよりもむしろ、想いやビジョンが大事なんじゃないでしょうか。

土屋:エンジニア視点だと、メジャーなweb業界で技術を磨いた人が、徐々にHRtechやEdtechなどに移って活躍している印象があります。医療×テクノロジーのHealthTechも波がき始めているところなので、優秀なエンジニアが入ってきてくれると、既存のものを置き換えていけるチャンスが山のようにあって面白いと思います。HealthTech領域ではMICINの名前はすぐ出てくるようになっていきているので、入るなら今のうちですね(笑)。

MICINでは、今まで仕込んできたデータサイエンスの事業がこれからどんどん世の中に出ていくタイミングなので、そこで技術力の差を感じてもらえたらと思います。データサイエンスのレベルはかなり高いと思いますよ。

伊東:シンプルな意見ですが、私にとっては医療って元々は未知の業界で、毎日新しい知識を得られるのが面白くて新鮮だと感じています。だから医療業界に少しでも興味があって、新しいことを学ぶのが好きならば、ぜひ飛び込んでみたらいいと思いますよ。

水谷さん、土屋さん、伊東さん、ありがとうございました。
今回座談会に参加してくれた3名だけではなく、MICINでは医療業界以外出身のメンバーが非常に多く大活躍しています。
ごく一部のポジションを除き、業界経験を問いませんので、少しでも興味を持ってくださる方はぜひ一度お気軽にご連絡下さい。宜しくお願い致します!




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