【MICINのひと】誰もが納得して最期を迎えられる世界を。ビジョン共感をきっかけに帰国した元研究者
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【MICINのひと】誰もが納得して最期を迎えられる世界を。ビジョン共感をきっかけに帰国した元研究者

【MICINのひと】は、「MICINという組織の性格」を知っていただくために、ここで働くメンバーを一人ひとり紐解いていく連載です。

6人目は、医療工学の分野を極めた後、キャリアチェンジをしてMICINに加わるためにアメリカから帰国したこの人。

國尾 美絵 Mie Kunio
デジタルセラピューティクス(DTx)事業部のビジネスプロデューサー。大学時代に医療工学と出会い、大学院を経てアメリカへ留学。MITでPh.D. を取得し、そのまま現地で大手メーカーの研究開発職を経験した後に、2020年11月にMICINへ入社。「みんなが最期まで笑顔で生きられる世界」を作ることが人生の目標。趣味は手芸で、洋服やメッセージカードを手作りすることも。

自らの目指す世界のためにチャレンジを続ける彼女にこれまで歩んできた道と、MICINという組織への想いについて語っていただきました。

長い治療期間を過ごす患者さんの日常生活を支えていく

私のいるDTxチームでは、患者さんが医療を受けていく中での長い期間を、よりよく過ごせるようサポートする仕組みを開発しています。

例えばプロジェクトの一つに、東京ベイ・浦安市川医療センター、オムロン ヘルスケアと共同で進めているアプリ開発があります。心臓外科手術をした患者さんに、退院後の日常生活を安心して過ごしていただくための体調管理アプリです。

診察の際、たまたまそのときだけ健康状態が良いと、日ごろ感じている不調をお医者さんに相談しそびれてしまうことってありませんか?

このアプリを使って患者さんご自身が健康状態を記録することで、将来的に病院で診察を受ける際にも、術後の経過をお医者さんに共有しやすくなるほか、患者さん自身が普段との違いに気付き、異常が発生した場合の早期発見も期待できます。

他のプロジェクトでは、患者さんの特性を行動パターンや内面性も考えながら分析・分類したり、日常の中で治療につなげる方法を模索したり、病院と共同で臨床研究を行ったり…。

本当に様々なアプローチで、医療と患者さんの長期的なつながりに関する価値提供に取り組んでいるのがDTxチームです。

これら全体に通じているのは、患者さんが治療を継続していくうえでのよりどころになること。

治療に限ったことではなく、習慣化して続けていくって大変なことですよね。少しでも無理なく取り組めて、後押しできたらいいなと思っています。

日本の医療に貢献するには自分の力はまだ追いついていないと、かつて諦めた道

実は、MICINとの出逢いはちょっと運命的で(笑)。

デジタルヘルスに興味を持つようになり、自分もそういうところで貢献できたらいいなと考えながら、インターネットで「デジタルヘルス ベンチャー」と検索して出てきた、日本の有望な20社のランキングにあった社名にピンときたんです。

気になって公式サイトを見たら、MICINの掲げる「すべての人が、納得して生きて、最期を迎えられる世界を。」というビジョンにすごく共感して。

私がそれまで抱いてきた「みんなに最期まで笑顔で生きていてほしい」という願いは、つまり「納得して生きてほしい」ってことだったんだなと腑に落ちました。

ずっと、「どこに住んでいても公平に医療が届く世界を作りたい」と思っていたんです。首都圏にいたら受けられる医療が、地方にいたら受けられないというのはあまりにも不公平だし、同じ地域に住んでいても、ある人は「病院間の連携が難しいから」といった理由で医療が受けられないこともある。これってやっぱりおかしいと思っていて。

納得して生きて最期を迎えるって、つまりそれらの不公平がない世界でこそ実現できることだなと。

でも、当時のMICINの採用枠でしっくりくるポジションが無く残念がっていた矢先に、転職エージェントから「MICINって会社知ってます?」って!びっくりして、思わず「知ってます!入りたいです!」みたいに返事をした記憶があります(笑)。

少し遡りますが、そもそも私が「みんなに最期まで笑顔で生きていてほしい」と思うようになったのは、家族のことがきっかけです。大学進学の時点で理系の道に進むことは決めていたのですが、「患者さんの生死に直接向き合う」ことは私にはちょっと怖く感じられて、どうしても「医者」という道は選べなくて。そんなときに出会ったのが医療工学だったんです。

医療工学とは、医療機器を作ったり改良したりするなど、工学的な立場から医療を支えていくための研究分野です。好きな理系の知識を医療のために使える、こんな素敵な分野があるんだ、と思いました。

ただ、ビジネスとして関わってこそ、私の目指す世界に少しでも早く近づくための貢献ができるのではと思っていたので、Ph.D.取得後は企業へ就職することを決めていました。

正直なところ、アメリカから帰国してMICINで働くことを決めたときよりも、新卒時のキャリア選択の方がたくさん葛藤がありました。

日本の医療に貢献したいと思って学んできたのですが、新卒で私が選べる仕事には、日本とアメリカで大きな差があったんです。自分がアメリカへ来て学んできたことを日本で活かすためにはどうしたらいいのだろうと悩み、その時はアメリカに残って働くことを決めました。そうして、自分の中でやっとその道筋が見えてきたなと感じていた時に、MICINと出会いました。会社のビジョンと自分の成し遂げたいことが一致している、こんなチャンスを逃すわけにはいきませんでした。

本質を問い、高度で心地よいコミュニケーションが成り立つ組織

MICINでは、私の希望通り、企画やビジネスサイドの職種で採用してもらいました。私自身が研究を進めていく中で、どうやったらこの成果を社会に還元できるような形にしていけるのだろうと考えることが多くなり、そういった役割を担いたいと思ったからです。

ずっと研究畑にいた私のことを今のポジションで採用してくれる会社ってそんなにないので、組織としては「賭け」だったんじゃないかなとは思うんですけど…(笑)それくらい、仲間のチャレンジを心から応援してくれるのがMICINの魅力だと思っています。

実際のところ、前職と違うことだらけなので学びが多く、足手まといにならないように毎日必死でもがいています。でも、困っていたり、何かをやってみたいけど分からないときは、見返りを求めずに誰かが手を差し伸べてくれて。入社前の面接時からそういう印象は持っていたのですが、入社から半年経って組織として大きくなりつつある今もこの文化を維持しているのは、シンプルにすごいと思います。

それから、私たちのチームでは、プロジェクトにとらわれず、ひとつのテーマについて話し合うことを時々していて、そこでのメンバー間のコミュニケーションも素敵だなと思っていて。

例えば、最近「納得するってなんだろう?」というテーマで、チームメンバー10人で話し合ったのですが、最初は雑談から始まったはずが、どんどん深い話になっていって、しかも全員が全員に敬意を表し、自分の意見をきちんと述べて議論が進んでいくんです。

みんなの意見によって自分も刺激や発見を得ることができるし、かといって否定や発言しにくい空気もない、すごく高度で心地よいコミュニケーションができる人たちの集まりだなと感じました。

また、こんな風に常に「問い」を持ち、本質から考えていこうとするのもMICINらしさだと思います。医療×ITの需要と注目度が高まっている中で、MICINの素晴らしさはここにあるんじゃないかな。「ITを使って医療業界を良くします」ではなくて、「医療業界を良くするためには何をすべきなのか」を考えている組織なのだと思います。

コアな技術をすでに持っていると「この技術をどう使うか」に思考が偏りがちになると思うのですが、MICINでは100歩先くらいの医療業界には何があるべきなのかを考えて、みんなが動いています。もちろん技術を活かすのも重要なことだけれど、それを超えてやっていくという環境があることにも、私は惹かれたのだと思います。

だからもし、MICINに関心を抱いているけれど踏みとどまっている方がいたら、「一緒にやってみようよ」と伝えたいです。

私自身も「何ができるんだろう」と悩むことはたくさんあるけれど、この会社はチャレンジする人をすごく温かく迎えてくれるし、助け合いながら前に進められる場。一歩踏み出したら世の中変わるかもしれないよって、今度は私が手を差し伸べられたらいいなと思います。

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