【レポ】初めてのRubyKaigiスポンサー 〜参加から社内報告までやってみて思ったこと〜
こんにちは。 MICINエンジニアの新宮です。
MICINのプロダクトでは オンライン診療サービスcuron をはじめとして、様々なサービスでRubyを用いたバックエンド開発が行われています。MICINのエンジニア組織として、Rubyの技術力向上やコミュニティに貢献するべく、創業以来初めてRubyKaigiに協賛を行い、エンジニア2名が当日のイベントにオフライン参加しました。
本記事はRubyKaigi の参加当日と社内報告についてのレポートになります。
当日の様子をSlackでLIVE実況
当日はslack上にRubyKaigi専用のLIVEチャンネルを作成し、現場の様子や発表を社内に実況していました。会場が二箇所に分かれていたこともあり、当日は二手に分かれての参加となりました。
Slackチャンネルにはエンジニアや人事メンバーが参加して、発表に関しての気づきや今後挑戦したいと感じたことを Slack でコメントしていきました。
来年に向けてブースの話も出ていますね(笑)
初参加ということもあって、無料シャトルバスやお弁当など、至れり尽くせりなイベントに驚きました。また昨今の新型コロナウイルス感染対策もイベントオーガナイザーや運営の方々の細やかな配慮がきっちりされていて、とても安心感のあるイベントでした。
沢山の発表を聞いてRubyの奥深さを学び、三重県の美味しいものを食べて、満足感のある時間を過ごしました。
帰宅、LT会で報告
RubyKaigiの参加報告は社内エンジニア向けの月次イベント、LT会(通称ゆるライトニングトーク) で行いました。
※LT会はエンジニア内で毎月行われている技術的な発表をゆるく共有する会です
RubyKaigiで参加者2名が特に気になったトピックを中心にライブコーディングなどを交えながら発表を行いました。LT会では CommentScreen(https://www.commentscreen.com/)を利用しており、その時の臨場感と合わせて紹介します。
Naoto Onoさんの発表、debug.gemについてLT会でも取り上げさせていただきました。
RubyKaigi のデバッグの step back をできるデモをした時の画面です。
デバッグする時に戻れるのは最高ですね...!
Comment Screen 上でも step back できている感動が共有されていますね!
LT会を通じて社内で反響がありました。
他にも難読化されたRuby コードを競い合うプログラミングコンテストtrick(https://github.com/tric/trick2022) の入賞作品を手元で実行した時は、「超絶技巧プログラミングだ」という声が上がっていました。
こちらはコンテストの優勝作品の金魚が動く Ruby のコードなのですが、凄すぎて言葉が出なかったです。
個人的に興味深かったのは、Koichi ItoさんによるRuboCopの発表です。RuboCopは弊社でも重宝しており、RubyKaigi内で発表されたサーバーモードによる高速化は、隙を見つけて自分のプロジェクトで取り入れようと思いました。
https://speakerdeck.com/koic/make-rubocop-super-fast
Yasuko Ohbaさんの発表で RuboCop のルールを守るかあえて守る必要がないと判断するのは経験がないと難しいという話もあったのですが、首がもげるほど頷いていました。
https://speakerdeck.com/nay3/the-better-rubocop-world-to-enjoy-ruby
総じて RubyKaigi 2022 はとても勉強になり、三重の食も堪能することができた良い旅でした!
まとめ
個人的にこういった Conference は今まで参加したことがなかったのですが、参加してこなかったことを後悔するぐらい充実していました。
RubyKaigi での学びを糧に、今まで以上に質の高いRubyでのサービス開発をしていきたいと思います!
最後にLT会でも発表した伊勢海老の写真で締めたいと思います
MICINではエンジニア・デザイナーを大募集中です!ご興味のある方ぜひお気軽にご連絡ください。