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エンジニアにキャリアチェンジしてからの半年を振り返ってみる



この記事は MICIN Advent Calendar 2024 の 6日目の記事です。
前回は木南さんの、DTx事業部におけるRedwoodJSフレームワーク でした。


はじめに

こんにちは!
通院専用キャッシュレス決済サービスクロンスマートパスの開発をしているエンジニアの大里です。今年の7月にエンジニア未経験で入社し、現在は主にフロントエンドとバックエンドを半分ずつくらいの割合で担当しています。
この記事では、入社から現在までの半年の間でMICINで経験したあれこれを振り返ってみようと思います。

入社経緯

新卒から約5年ほど厚生労働省で国家公務員として働いており、医療・福祉等の分野で制度の運用や専門家会議の運営等の業務に従事していました。入省した年から新型コロナウイルス感染症が流行したこともあり、新型コロナ対策をはじめとした社会的に重要な仕事を経験している実感とともに、アナログで非効率なオペレーションに課題を感じていました。

多くの企業が利用するような便利なサービスも行政ではすぐに導入することが難しいため、何か身近なもので業務改善ができないか考え、Excel VBAに目をつけたのがプログラミングに興味を持ったきっかけでした。プログラミング自体は初めてでしたが、色々調べながらコードを書いて業務効率化を行なったことが楽しく、この体験を仕事にしたいなと思い、ご縁があってMICINに入社することになりました。

入社直後の一ヶ月間

入社前にエンジニアの仕事が本当に自分に向いているのか?途中で嫌になったりしないか?という自己分析も兼ねて、個人開発を行いアプリケーションの開発からホスティングまで一通り経験していたものの、業務で使用されているコードは想像以上に大規模かつ複雑で、キャッチアップがとても大変でした。加えて、リモートワークがメインの働き方は初めてだったのもあり、仕事の進め方にも不安がありました。

そこで、メンターの方に最初の一ヶ月間毎日30分の振り返り1on1を実施してもらい、業務の進捗報告と分からない点を解消する時間を作ってもらったことで、日々着実に業務に慣れていくことができました。

開発業務においては、入社早々にスクラム開発に加わり小さな機能開発から担当していきました。設計レビューやコードレビューを受けながら、初めて自分の作った機能が世の中に公開された時の感動は今でもよく覚えています。

未経験だったので、開発業務に加わる前に運用面等でキャッチアップをするのかな?と当初は思っていたのですが、当時のメンターの方の「とりあえずやってみよう!」の精神で色々アサインしていただき、それが自分の考え方的にも合っていたので、楽しくキャッチアップすることができました。

入社してから経験したこと

開発業務以外にも社内イベントに参加したり、運用業務を経験したりしました。

社内イベント

運用業務

  • ユーザーからの問い合わせに対する技術的な調査

  • 障害対応

  • Playwrightを使ったE2Eテストのデモ披露

特に社内の勉強会ではジュニアからシニアまで幅広くエンジニアが参加するため、新しい知識を得ることができたり、担当するプロダクトを見つめ直したりする良い機会になっています。

また、現在スポットで一部QAテストも行っていてQAメンバーの業務への理解も深まっています。現在のチームではスプリント終盤になるとQAメンバーに負担が寄ってしまうことが多々あるので、今後QAメンバーとコミュニケーションを取りながら、スクラム開発をより良いものにしていければと思っています。

まとめ

入社してからの半年を振り返ると、未経験ながらもたくさんの経験をさせていただき、色々な機能をリリースすることができました。個人開発をしていた頃も楽しかったですが、業務となるとチームの入れ替わりもある中サービスとして安定して運用していくことを考える必要があり、変更に強い設計やパフォーマンス、コードの品質等を求められるため、考慮しなければならないことも多いです。しかし、それだけ多くの経験を得られるので、思い切って飛び込んでみてよかったなと思いました。

技術面ではまだまだこれからですが、今後もフロントエンドとバックエンドの両方の開発を経験し、患者さんの通院に関する不便さの解消や医療機関の院内オペレーションの改善を目指すとともに、事業の発展に貢献していきたいです。


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