インターンから正社員へ、ファーストキャリアとしてのMICIN
この記事は MICIN Advent Calendar 2024 の 11日目の記事です。
前回はmasatomotyさんの、Apple Siliconで進めるCコンパイラ作成入門 でした。
はじめに
こんにちは!株式会社MICINで、エンジニアとして開発をしている田中です。本記事では、私がインターンから正社員としてMICINに入社した話をしようと思います。学生から見たMICINの魅力や、入社後のチャレンジについて、少しでも興味を持っていただけたら嬉しいです!
入社の経緯
私がMICINでインターンを始めたのは、大学の修士課程に進学する直前の2022年3月でした。当時、大学での研究活動と並行しながら、コーポレートエンジニアとしてヘルプデスク対応や、社内の端末管理などの自動化を行う役割を担っていました。初めてのインターンだったこともあり、業務としての開発に慣れるのは簡単ではありませんでしたが、チームの皆さんのサポートで少しずつ成長できました。
インターンの経験を積む中で、MICINの環境やコミュニティに惹かれるようになり、この環境なら自分は前向きに成長していけるのではないかという気持ちが芽生えました。
その後博士課程への進学を決め、引き続きインターンとして関わりながら研究を続けていたところ、アプリケーションエンジニアの正社員として入社しないかというお話をいただきました。これまでのインターンが評価された結果であり、とても嬉しかったのですが、大きな決断が必要でした。それまでと違い、博士課程と正社員の両立は並大抵の努力では成立しないからです。それでもMICINの一員として、よりたくさんの成果を生むことに期待を抱き、2024年10月、MICINに正社員として入社し、エンジニアとして新たな一歩を踏み出しました。
MICINの魅力
学生の僕が感じたMICINの一番の魅力は挑戦を歓迎する文化です。MICINのValueの1つに「Initiate」というものがあり、これは「自ら仕掛け、変化の起点になる」というものです。
インターン時代に行っていたタスクの中に、運用上どうしても人手がかかっていたものがあったのですが、思い切って「これを自動化してみるのはどうか」という話題を出したところ、チームから「試しにやってみよう」という前向きな反応をいただき、そのまま実際に自動化のプロジェクトを進めることとなりました。
この経験によって僕のマインドは、「もし過去に誰かが提案して、却下・頓挫していたとしても、今可能性があるなら提案してみよう」という前向きなものに成長しました。そして、たとえインターンであっても、提案を真摯に考え、挑戦を受け入れる文化を肌で感じる機会となりました。
正社員としてMICINに入社してから気づいた魅力は実現したい物のために全員がさらに成長しようとしていることです。チームのメンバーそれぞれが自分の役割に責任を持ちながらも、他の方々の得意分野や、まだ知らない領域に対して積極的にアプローチしていき、自分とプロダクトの価値をさらに高めていく思想が根付いており、加速的に成長のモチベーションが高まっていきました。
MICINに入ってから3ヶ月が経とうとしていますが、この環境の中で、今までよりもさらに自分を成長させ、スキルを最大限に発揮できると思っており、MICINをエンジニアとしてのファーストキャリアに選んだこと功を奏していると実感しています。
入社後の取り組み
正社員として、MICINに入社してからまず取り組んだのは、「サポートエンジニア」としての業務でした。実際のプロダクトの実装やログを調査しながら問題解決を図ることで、プロダクトそのものへの理解を深め、現状の立ち位置や課題点を把握することができました。さらに、カスタマーサポート・日々の運用など、MICINのプロダクトがどのようにして世に出ていき、運用されているのかを学びました。開発以外の視点からプロダクトを見る経験は、自分の開発に対する意識を大きく変えてくれました。
現在では、プロダクト開発にも本格的に取り組むようになりました。MICINではスプリント開発を採用しており、短いサイクルで計画・開発・レビューを繰り返すことで、リリースを進めています。自分が実装したコードが実際に世の中に出ていく過程を見る中で、個人開発とは違う、組織の一員としての開発の責任や実感を得ることができました。
さらに、新たにE2Eテスト自動化の取り組みに挑戦しようとしています。プロダクトの品質をさらに高めるため、効率的なテスト環境を整備することで、スピードと精度を両立した開発を提供できるようにしたいと考えています。
おわりに
インターンから正社員として入社し、エンジニアとしての第一歩を踏み出した今、日々の業務のなかでさらに多くの良質な学びと挑戦ができています。この環境の中で感じるのは、成長を支えてくれるチームのサポートと、プロダクトをより良いものにしようとする熱意です。
これからもMICINの一員としてさらにスキルを磨き、プロダクトの価値に還元して行きたいと考えています。この記事を通じてMICINの魅力や、自分自身のキャリア選択に参考になる部分があれば幸いです!
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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